• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

乳癌における人工知能による深層学習を用いた革新的な薬物療法効果予測ツールの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K16375
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

黒住 献  国際医療福祉大学, 医学部, 准教授 (40768735)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード乳癌 / デジタルテクノロジー / 分子病理学
研究成果の概要

近年の乳がんにおける診断・治療技術の発展は乳がんの予後を大きく改善したが、いまだに予後の悪いタイプの乳がんが、一定数で存在するのも事実である。一方で、人工知能などを用いた革新的デジタル医用技術は急速なスピードで発展を遂げており、様々な医学研究分野においても、人工知能などのデジタル技術を応用した新たな医学研究が多く進められてきている。この研究助成を基に乳がん診療のさらなる向上のために革新的デジタル技術を用いた乳がんの診断・治療に関する研究を今後どのような形で進めていくべきか、多くの若い先生方と話し合いを続けている。

自由記述の分野

乳腺腫瘍学

研究成果の学術的意義や社会的意義

医療現場における乳がんの診断・治療には、乳がんにおける分子生物学的特徴を理解することはもちろんのこと、選択された手法に関して、そのリスクやベネフィットを含めた臨床腫瘍学に関しての豊富な知識と経験が必要とされる。しかし、現実の問題としてそれを的確に行うことができる専門家は世界各国で未だ不足している状況である。われわれは、人工知能などのデジタル技術を用いた革新的医療技術の臨床的信頼性を検証し、乳癌診療におけるリソース不足を解消するための新しい医療ネットワークの構築を目指している。このことは偏在化した地域医療や発展途上国における医療の均てん化につながると考えている。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi