研究成果の概要 |
本研究は日本の単一施設で子宮頸癌患者を対象に、次世代シーケンスを使用し腫瘍のmolecular profilingを施行した。特に子宮頸部腺癌における、がん関連遺伝子の変化の頻度を調査したところ、子宮頸部腺癌は、扁平上皮癌と異なる生物学的特徴を持つことがわかった。また、アメリカのTCGAデータと比較すると、日本人の子宮頸癌における生物学的特徴は異なることもわかった。 我々のデータは、ROS1, EGFR, ALK遺伝子を対象とした分子標的薬が、特定の子宮頸部腺癌で治療選択肢になる可能性を示唆している。
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