研究成果の概要 |
我々は過去の肺に対する定位照射をおこなった症例を抽出し、どれくらい気腫があり、そしてどれくらい正常肺が、ある一定の線量にて障害を受けるならば、極端な呼吸機能低下が起こるのか、在宅酸素導入となるのかを調べた。 治療計画補助ソフトを利用し、次のような画像を取得した。A)肺野 B)CT値を利用して描出された気腫性変化のarea C)30Gy,20Gy,5Gyのそれぞれの線量が照射されているarea D) AからBを引き、正常肺と定義し、さらにCのそれぞれの線量域を引いたもの。これを最終的な残存肺とした。我々はこれを新たな指標と考え、論文を投稿中である。いずれも有意差をもって呼吸機能低下が認められ
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