研究成果の概要 |
日本人多発性硬化症605例、コントロール50,484例を対象に8,855,957 variantsについてゲノムワイド関連解析を実施した。最も強い関連を持つことが報告されているMHC領域にゲノムワイド水準を満たす関連領域を同定した。欧米人多発性硬化症のゲノムワイド関連解析結果とあわせてメタ解析を実施したが新規の関連領域は同定されなかった。日本人視神経脊髄炎225例のSNPタイピングデータを作成し、多発性硬化症と同じコントロール群を用いてゲノムワイド関連解析を実施した。既報のMHC領域に加えて、6番染色体に存在するCCR6にゲノムワイド水準を満たす新規関連領域を同定した。
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