女性のうつ病患者4名、平均年齢75歳が対象となった。被検者の内訳は、①ECT施行後7.8カ月、37.1カ月、53.3カ月後、②ECT施行後46.9カ月であるが、うつ病の再発によりECTを予定している患者、③ECT施行後10.7カ月であるが、うつ病の再発によりECTを予定している患者、④過去にECT施行歴がないが、ECTを予定しているうつ病患者であった。 線条体におけるドーパミントランスポーター結合能は、①でそれぞれ1.41、1.53、1.65(HDRS:19点、20点、18点)、②で1.41(HDRS:23点)③で0.82(HDRS:20点)④で0.72(HDRS:20点)であった。
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