我々はゲッチンゲン系ミニブタの血液からECFCを分離・増幅し、フローサイトメトリーで特性を確認した。市販のDESを骨格した新たな細胞塗布ステント作成方法を確立し、コンセプト実証実験、専用デリバリーシステム開発に成功し、特許出願を行った。さらにステント上の細胞量を間接的に計測する手法を追記しPCT出願を行った。ミニブタを使用し、両側腸骨動脈にECFC塗布ステントが留置可能であること、非石灰化研磨標本とし、顕微鏡的に観察可能なこと、negative controlの結果を得た。また1頭で、DES留置2週間後の血管造影検査でECFC塗布DES側の開存に対し、非塗布DES側で閉塞の結果を得た。
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