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2023 年度 研究成果報告書

肝細胞癌分子標的薬治療の有害事象予測モデルを組み合わせた新規効果予測

研究課題

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研究課題/領域番号 20K16993
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

佐々木 龍  長崎大学, 病院(医学系), 助教 (90834854)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード血漿マイオカイン / Lenvatinib / 分子標的薬 / 肝細胞癌
研究成果の概要

進行肝癌治療に対しLenvatinibは高い抗腫瘍効果を認める薬剤だが、有害事象により継続不能な症例も経験し忍容性の予測が重要である。Lenvatinibを導入した症例での血漿マイオカインを測定したところ治療前BDNFとPFSに関連性が認められた。治療前BDNF高値群は有意にPFSが延長し、相対用量強度との相関も認められた。血漿BDNFが分子標的薬の忍容性予測因子として有用な可能性がある。

自由記述の分野

肝細胞癌

研究成果の学術的意義や社会的意義

切除不能な進行肝細胞癌に対して薬剤の選択は重要であるが、本検討において治療前の血漿マイオカイン(BDNF)とLenvatinib治療効果の関連性、実際に投与可能であった薬剤量との関連性が認められた。血漿BDNFがLenvatinibの様な分子標的薬の忍容性予測因子として有用な可能性がある。

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公開日: 2025-01-30  

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