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2023 年度 研究成果報告書

ヒト心房ナトリウム利尿ペプチド(ANP)による急性腎障害改善効果

研究課題

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研究課題/領域番号 20K17867
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55060:救急医学関連
研究機関香川大学

研究代表者

北村 裕亮  香川大学, 医学部附属病院, 助教 (50457347)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードヒト心房ナトリウム利尿ペプチド / 急性腎障害 / ナトリウム貯留 / 尿滞留
研究成果の概要

心臓の交感神経刺激(β受容体)により、組織にナトリウム貯留、水分貯留を引き起こすことが分かった。急性期低血圧状態でもよくβ刺激薬による電解質異常を認めるので、そのメカニズムと高ナトリウム状態の改善のANPの可能性に関する研究つながった。オピオイドアゴニスト投与により、敗血症性急性腎障害AKIの尿滞留が改善することが見つかった。薬剤性腎障害モデルとしてシスプラチン投与後のANP投与によるAKIが改善する。

自由記述の分野

急性腎障害

研究成果の学術的意義や社会的意義

急性期でも臨床上特に、敗血症や、急性心不全、高炎症状態(高度侵襲の手術など)で低血圧を引き起こす場合のβ刺激薬が投与され、電解質バランス異常がよく散見される。臨床上に近いモデルになると考える。敗血症性急性腎障害AKIの尿滞留に関してはANPもしくはオピオイドが改善効果を示すことは現時点では完全に治療、予防のできない敗血症性AKIの改善に向けての一歩のになると考える。薬剤性腎障害モデルとしてシスプラチン投与後のAKIの改善に関しては現時点で治療が確立されていないので投与タイミングなどわかることは有用であると考える。

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公開日: 2025-01-30  

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