研究課題
若手研究
当院に救急搬送され、腹部緊急手術を行なった汎発性腹膜炎患者16例を対象とした。手術中に腹水を採取し、得られた検体を分割し、一般細菌培養の結果が陰性の検体であっても、MinIONでは細菌の同定が可能であった。MinIONによる迅速細菌同定法により高精度に細菌の判別・同定を行うことができ、感染症診断ツールとして有用であった。
腹部救急
今回、16SrRNA遺伝子を指標としたMinIONを用いた迅速細菌同定法の有用性を検証し、臨床的アウトカムの向上に繋がる技術基盤を確立することを目的とした。当院に救急搬送され、腹部緊急手術を行った汎発性腹膜炎患者を対象とした。MinIONによる迅速細菌同定法はより高精度に細菌の判別・同定を行うことができ、感染症ツールとして有用である。