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2023 年度 研究成果報告書

軟部肉腫に対する患者由来腫瘍同所移植マウスモデルを用いた個別化医療の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K17991
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

五十嵐 健太郎  金沢大学, 医学系, 協力研究員 (80622860)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード軟部肉腫 / 個別化医療 / PDOXモデル / 薬剤感受性
研究成果の概要

本研究では我々が新たに開発した「より臨床を反映した動物モデル」である患者由来組織同所性異種移植( Patient derived orthotopic xenograft: PDOX)モデルマウスを軟部肉腫に応用し,現在臨床において使用可能な薬剤を用い薬剤感受性試験を行なった.樹立した7例のPDOXモデルにおいて標準治療薬であるドキソルビシンの薬剤感受性は臨床患者における治療効果と相関しており,マウスモデルとしての有用性を明らかとした.また,現在使用可能な薬剤による感受性試験においてドキソルビシンを上回る効果のある薬剤を同定することができた.

自由記述の分野

骨軟部腫瘍

研究成果の学術的意義や社会的意義

軟部肉腫は発生頻度の低い希少がんであり,さまざまな病理型の腫瘍が存在するため患者数の多い癌腫と比較して新規薬剤の有効性を大規模臨床試験で判定することが難しいた.我々が開発した患者臨床をより反映した患者由来組織同所性異種移植を用いた薬剤感受性試験により有効な薬剤を見出すことは軟部肉腫の個別化医療の開発につながる重要な一歩であると考える.

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公開日: 2025-01-30  

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