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2022 年度 研究成果報告書

網羅的糖鎖解析による腎癌バイオマーカーの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K18083
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関弘前大学

研究代表者

小玉 寛健  弘前大学, 医学研究科, 客員研究員 (50817294)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード糖鎖 / 腎癌
研究成果の概要

画像診断技術の進歩によって腎癌の発見頻度は増加してきているが、早期診断マーカーがないため、約30%は進行性・転移性である。また再発マーカーもなく、再発して画像で見えるまでは診断法がないことから、低侵襲な腎癌診断マーカーの実用化が求められている。本研究では、N-結合型糖鎖を網羅的に解析可能なキャピラリー電気泳動装置(GlyQ)による糖鎖解析を用いて腎癌の新規診断マーカーの開発を行った。機械学習を用いた解析により、高精度に腎癌を判別できることが示唆された。しかし腎癌の予後予測には限界があることも示された。以上より、糖鎖性腎癌バイオマーカーは腎癌の診断には有効である可能性が示唆された。

自由記述の分野

泌尿器癌

研究成果の学術的意義や社会的意義

画像診断技術の進歩によって腎癌の発見頻度は増加してきているが、早期診断マーカーがないため、約30%は進行性・転移性である。また再発マーカーもなく、再発して画像で見えるまでは診断法がないことから、低侵襲な腎癌診断マーカーの実用化が求められている。本研究では、糖鎖性バイオマーカーを用いて、高精度に腎癌を判別できることが示唆された。しかし腎癌の予後予測には限界があることも判明し、更なる検討が必要であることが示された。まだまだ検討は必要であるが、糖鎖性バイオマーカーの有効性を示した本研究の成果の学術的意義や社会的意義は大きいと思われる。

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公開日: 2024-01-30  

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