子宮体癌ではMSI- high症例に対する抗PD-1抗体が承認されているが、腫瘍組織を用いた検査のみになる。腫瘍組織MSI検査の代替として、MLH1のプロモーター領域の高メチル化があり、今回子宮体癌血液中ctDNA-Liquid BiopsyによるMLH1-高メチル化解析法を確立することを目標とした。検体収集は順調であったが、ctDNA-Liquid Biopsyレベル十分な精度で検出する系を確立するのに難渋した。3手法でMLH1-高メチル化をctDNA-Liquid Biopsyから解析検討し、感度および特異度がかなり高い条件での検出が可能となった。今後他癌腫にも応用できると考えられる。
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