2015年から2020年5月までに、外科的に切除された子宮頸部胃型腺癌14例を対象とした。14例の組織からDNAを別々に抽出した。 全エクソンシークエンスを施行し、検出されたバリアントを精査した。これにより、遺伝子変化の種類や高頻度に遺伝子変化をきたした遺伝子が同定された。Tumor Mutation Burdenは全癌種では中程度と考えられ、遺伝子変化の共存・相互排他性についても示された。また、発がんに寄与していると考えられる遺伝子の候補も挙がり、Mutational signatureも3種明らかにした。
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