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2023 年度 研究成果報告書

マグネシウム合金の骨形成メカニズムの解析

研究課題

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研究課題/領域番号 20K18551
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
研究機関東北大学

研究代表者

小田島 健二  東北大学, 歯学研究科, 非常勤講師 (60852770)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードマグネシウム / 生体内吸収性
研究成果の概要

Mgは創傷治癒に悪影響はなかった。Mg周囲に新生骨形成がみられ、8週で新生骨がマグネシウムを取り囲んでいた。新生骨量はマグネシウム移植群が最大だった。TRAP染色および免疫組織学的染色では、TRAP陽性の破骨細胞は、標本直下または骨表面に確認された。タイプ1コラーゲンは、移植周囲組織および骨組織に認められた。オステオポンチンはいずれの群でも新生骨内および既存骨内の改造線に一致して確認された。オステオカルシンは皮質骨表層の骨膜相当部の細胞および既存骨内に確認された。TRAP陽性破骨細胞はMg群が最も多かった。

自由記述の分野

口腔外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

マグネシウムは、生体内吸収性でありながら骨形成を促進する可能性が示唆された。骨固定デバイスとして二次手術の必要性がないが、骨形成を促進することができるため骨折の際のプレートやインプラント手術時のスクリューへの応用が期待されると思われた。

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公開日: 2025-01-30  

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