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2023 年度 研究成果報告書

デジタル技術を用いたTooth Wearの診断モデルの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 20K18646
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関昭和大学

研究代表者

田林 万奈  昭和大学, 歯学部, 研究生 (60850310)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード睡眠時ブラキシズム / オクルーザルスプリント / tooth wear / wear mesrement / 三次元形態測定
研究成果の概要

金属フレームを有するオクルーザルスプリント(OS)を併用した三次元形態解析により,カラーマップの生成によるOSの咬合面に生じた摩耗部位の視覚化,最大摩耗深度,摩耗面積,摩耗体積の経時的変化の定量的評価が可能となった.またPortable PSGを用いた睡眠時ブラキシズム(SB)検査値との関連性を解析した結果から,咬耗面積がSBの強度ならびに持続時間を反映している可能性が示唆された.

自由記述の分野

睡眠時ブラキシズム

研究成果の学術的意義や社会的意義

睡眠時ブラキシズム(Sleep Bruxism: SB)は睡眠中の歯のグラインディングやクレンチングを特徴とする睡眠関連運動異常症と定義されている.SBによって生じる過大な咬合力は,歯や歯周組織など顎口腔系の諸器官に様々な障害や補綴装置の破損を引き起こす可能性があるためSBの正確な診断は臨床的に重要である.しかしながら,一般的には問診や口腔内所見をもとにした診断が行われており,こうした診断の信頼性は必ずしも高くはない.そこで患者が使用しているオクルーザルス
プリントの咬合面に生じた摩耗を定量化し,SBレベルとの関連性を明らかにできれば,OSの形態変化を指標としてSB評価が可能である

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公開日: 2025-01-30  

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