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2023 年度 研究成果報告書

「食」を通じて健康寿命延伸を実現する口腔機能・栄養摂取の複合向上プログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K18648
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関日本大学

研究代表者

五十嵐 憲太郎  日本大学, 松戸歯学部, 助教 (00843971)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード口腔機能低下症 / オーラルフレイル
研究成果の概要

高齢期の口腔機能低下について、多面的に検討を行った。その結果、地域在住高齢者におけるフレイルの発生には口腔機能、栄養が影響していることが明らかとなり、口腔機能と栄養双方の低下は将来のフレイルの発生リスクを増加させることが明らかになった。また、地域歯科医院来院患者において、歯の欠損を有する患者については、口腔機能低下症の該当率は、地域在住高齢者と比較して著しく高いことが判明した。また、パーセンタイル曲線により口腔機能の加齢による低下を描出したところ、咬合力、舌口唇運動機能、舌圧、咀嚼機能が加齢による機能低下が著しい指標である可能性が示唆された。

自由記述の分野

老年歯科医学・歯科補綴学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究結果によって、口腔機能低下症の実態が明らかとなり、7項目の口腔機能のうち、3項目を口腔機能低下症として考える現状の評価法に加えて、加齢に伴う低下のパターンや歯科的な問題を抱えている場合の実態、およびその対応法についての基礎的なデータを還元することができたと考えている。

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公開日: 2025-01-30  

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