研究課題
若手研究
今回の研究で分かったことは、口腔内装置を使用して睡眠時無呼吸が改善したとしても鋭敏にはバイオマーカーに反映はされてこない。口腔内装置での直接的なバイオマーカーの繁栄は明らかにできなかったものの、対象患者のうちで心疾患を治療したものは睡眠の質が改善していることが分かった。そのため、循環器疾患と睡眠には相関性があることがわかった。
睡眠時無呼吸
睡眠時無呼吸は潜在的患者が多いといわれており、生活習慣病の一つである。高血圧、認知症、うつなど様々な疾患との関連が深く、睡眠時無呼吸の有無をスクリーニングすることは非常に現代社会にとっては重要なことである。今回我々はバイオマーカーにてそれを明らかにしようとしたが、明確なバイオマーカーは見つからなかった。しかし、今後新たなバイオマーカーを検討することにより、睡眠時無呼吸患者を血液検査で抽出して、経過を追うことにつなげていきたいと考える。