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2023 年度 研究成果報告書

新規行動変容指導法はがん患者の口腔に関する自己効力感を改善させるか?

研究課題

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研究課題/領域番号 20K18829
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関島根大学 (2020-2021, 2023)
東京医科歯科大学 (2022)

研究代表者

松田 悠平  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (80759209)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード口腔保健 / 自己効力感 / がん患者
研究成果の概要

本研究では、①Stanford 6 step method for cancer patients (6SM-C)の暫定版を作成と②6SM-Cを使用した臨床研究の実施を計画した。①については、米国のFarquharらが開発した現行のStanford 6 step methodは、日本語版が作成され、歯周病患者に適応されている。がん患者に対しては、時間的制限や身体精神機能的な制限が大きいため、より簡便かつ効率的な手法としてStanford 6 step methodを改変した6SM-Cを開発した。そして現在までに、②6SM-Cを使用した臨床研究を進めてきた。

自由記述の分野

口腔保健学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は申請者が開発したがん患者の自己効力感尺度(OSEC)を使用して、次段階の研究となる、新たな歯科衛生指導法を開発し、効果検証を行うことを目的とした。今回開発した6SM-Cは、心理学、行動科学の分野においては広く活用されているStanford 6 step methodを参考にしたが、、「がん患者」に活用できるようにした事例がないため、学術的な意義がある。また、社会的な意義としては、これまで確立されたがん患者に対する歯科保健指導方法がなかったため、新たな指導方法として臨床応用できる点に社会的意義がある。

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公開日: 2025-01-30  

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