研究課題/領域番号 |
20K18935
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
河邉 憲太郎 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (90457375)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 児童精神医学 / ネット依存 / ゲーム障害 / ゲーム依存 |
研究成果の概要 |
本研究では、令和3年度にインターネット依存に関する注意喚起のためにも、予防マニュアルとしてハンドブックを作成した。予防マニュアルとして、「インターネット依存・ゲーム障害について」という保護者を含めた家族向けの冊子と、「インターネット依存・ゲーム障害の理解と対応」という学校関係者向けの冊子を作製した。さらに、予防教育が学校で可能であるかを検討するため、学校教員に予防教育に向けたアンケートを実施した。 結果として、小学校においてネット依存の概念は浸透しており、半数の教員が保護者からの相談を受けていることがわかったため、学校教員を介した指導が有効であることが推測できた。
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自由記述の分野 |
児童精神医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インターネット依存は社会的問題となりつつある。学校ではGIGA政策により、1人1台端末が準備されている。また、中学生のスマートフォン所持率は9割を超えている。そのため、今後も問題が続くインターネット依存に対して、一定の対応法が確立できたと思われる。
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