• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

軽度認知障害高齢者における身体活動の縦断的変化パターンと認知症発症との関連の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K18975
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
研究機関東北大学 (2022-2023)
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター (2020-2021)

研究代表者

千葉 一平  東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 助教 (20835897)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード認知症 / 身体活動 / 地域在住高齢者
研究成果の概要

本研究では、軽度認知障害を有する地域在住高齢者を対象として加速度計を用いて3年間以上の身体活動の測定を実施し、ドメイン別の身体活動(歩数・低強度身体活動・中高強度身体活動)変化の軌跡と認知症発症との関連を検討した。
いずれの身体活動のドメインも変化の軌跡から高活動群と低活動群の2群に分類された。特に歩数および中高強度身体活動が高活動のグループで認知症発症が少ない傾向が見られたが、多変量解析の結果統計学的に有意な関連は見られなかった。

自由記述の分野

疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

今後も有病率の増加が予想される認知症において、非薬物的介入の確立は重要であり、身体活動の促進はその一つとして注目されている。さらに、本研究の対象である軽度認知障害は認知症発症の前段階であり、重要な予防介入のターゲットである。本研究では特に高い負荷の身体活動が保たれた集団において認知症発症は少ない傾向が見られた。今後のハイリスク者に対する身体活動促進を用いた認知症予防戦略に寄与しうる結果と考えられる。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi