研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がんと診断され化学療法を受ける糖尿病患者は,治療に伴い変動する血糖と化学療法の副作用それぞれの自己管理が,生命とQOLにかかわるため重要である.しかし,化学療法中の糖尿病患者の血糖変動や副作用,自己管理の状況は明らかになっておらず,支援方法も検討されていない.したがって,本プログラムが,患者が適切な療養行動をとるための方策のひとつとなることが期待できる.さらに,看護師が自身の専門領域を超えて患者の支援が可能となり,個別的な患者支援の発展に寄与できることも期待できる.
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