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2020 年度 実施状況報告書

乳がん患者が子どもに病名を伝える苦悩の体験

研究課題

研究課題/領域番号 20K19058
研究機関石川県立看護大学

研究代表者

瀧澤 理穂  石川県立看護大学, 看護学部, 助教 (00832932)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード乳がん / 親子 / 告知 / 体験 / 対話
研究実績の概要

子どもをももつがん患者は、自身の病名を子どもに伝えるか否かに苦悩を抱き、本来治療に向けるエネルギーを消耗し、心身の負担が増大することが報告されている。本研究の目的は、子どもに自分の病名を伝えることに悩む乳がん患者と研究者が、ニューマン理論に基づくパートナーとなり対話を行ったならば、患者が自分なりにどのような解決の方向性を見出していくか、その体験を明らかとし、子どもに病名を伝えることに悩むがん患者へのケア方法を検討することである。
令和2年度は乳幼児期、学童期、思春期の子どもをもつ乳がん患者に対して1回目の面談を実施した。1回目の面談では、子どもに病名を伝えられないまたは伝えたくない理由や子どもとの関わりについての悩み、またがんの告知・治療についての患者自身の思いや受け止め方について語られた。また昨年から新型コロナウイルスの影響により、自宅で子どもと過ごす時間は増えたが、病院では子どもを含めた面会者の制限が厳重になり、地域のがん体験者同士が語り合い、情報共有できる場も縮小傾向にあることで、闘病中の子育てに関する悩みをひとりで抱えている患者の状況が窺えた。2回目以降の面談では、子どもに病名を伝えることについての悩みや親子の関係に関して患者自身の自己洞察が図られるようにフィードバックを行う。
令和3年度は研究計画に基づき、研究対象者の確保と面談を進めていく。さらに対話内容の個別分析を行い、対象者の属性による共通性や差異性を検討していく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルスの感染拡大の影響にて、研究協力者(医療者)の業務負担増大に伴う対象者の選定の困難さや、研究者の研究協力施設への出入りの制限等があり、対象者の確保が予定より遅れている。

今後の研究の推進方策

新型コロナウイルスの感染拡大の影響にて対象者の確保が遅れているため、研究協力施設を県内の病院だけではなく、乳腺クリニックや乳がん患者会まで拡大した。またオンラインでの面談も可能とすることで対象者の確保に努める。

次年度使用額が生じた理由

令和2年度の経費からパソコンを1台購入する予定であった。しかし、新型コロナウイルスの影響で必要な部品が流通しておらず、年度内の納品が見込めなくなった。そのため購入を令和3年度に見送り、その分の経費を請求した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] がん患者が子どもに自身のがんを伝えることへの苦悩2021

    • 著者名/発表者名
      瀧澤 理穂
    • 雑誌名

      地域ケアリング2021年5月号

      巻: 第23巻 ページ: 42-43

URL: 

公開日: 2021-12-27  

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