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2023 年度 研究成果報告書

脳卒中運動麻痺に対する運動負荷を基盤とした脳内メカニズム解析

研究課題

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研究課題/領域番号 20K19453
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

眞野 智生  奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (70778026)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードリハビリテーション / 脳血管障害 / 運動負荷
研究成果の概要

運動負荷量の増減が、脳血管障害患者の筋力・歩行機能・認知機能に影響があるか否かを調べた。運動負荷量を上げることで筋力及び肺活量の改善を認めるが、ある一定の負荷量を超過すると、改善効果の増加は認めず、プラトーに達した。歩行機能においては、筋力や肺活量よりもプラトーに達する負荷量は大きかった。一方で、認知機能は運動負荷量を上げることで一方向性の改善を示した。筋力・肺活量は活動行動連関に準じた改善と考えられたが、歩行機能は運動学習によるスキルの習得の影響が大きいものと考えられた。また、運動療法により認知機能も改善することが示唆された。

自由記述の分野

脳血管障害

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳血管障害後のリハビリテーション治療において、ある程度の運動負荷は必須であるが、筋力はプラトーに達しても、運動学習を行うことで歩行機能は改善する可能性がある。慢性期脳血管障害患者においてもリハビリテーションの継続は歩行再建を目指せる可能性がある。

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公開日: 2025-01-30  

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