骨量の変化をもたらすような運動がmicroRNAの発現に影響するのか、運動様式や強度あるいは期間の差がmicroRNA発現にどのような影響を与えるのかについて検討を行うことを目的とした。運動の違いによって骨密度のみならず骨質についても変化があることを確認した。また、それらの変化を食事摂取量の違いによっても確認することができた。運動や食事にかかわらず大腿骨や脛骨などの荷重骨サンプルにてtotalRNAの抽出に成功しており、さらにその中にmicroRNAなどsmallRNAを確認したことから今後の骨量維持におけるメカニズム解明に向けて検討を続ける予定である。
|