• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

感覚運動協調の予測・適応能力に関与する神経基盤の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K19535
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関東京大学

研究代表者

宮田 紘平  東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (30792171)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード感覚運動協調 / 協調スキル / 予測能力 / MRI
研究成果の概要

感覚運動協調は音楽演奏やダンスを含め様々なヒトの活動において必須であり、そのスキルの個人差の要因を明らかにすることはパーフォーマー及び運動障害を抱えた人のサポートの上で重要である。先行研究において、予測・適応能力が感覚運動協調スキルに関連することが示唆されてきた。そこで本研究では、磁気共鳴画像法を用いて予測能力に応じて異なる脳の機能と構造を調べた。その結果、予測能力が正確で安定な感覚運動協調において重要であることと、背側運動前野と弓状束が高い予測能力において重要であることを明らかにした。

自由記述の分野

認知神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

感覚運動協調は日常生活やスポーツなどの場面で重要であるが、その能力の差は何に起因するのか、またその能力を向上させる方法については不明である。本研究では、予測能力の観点から、その行動と脳のメカニズムに迫ろうという研究である。感覚運動協調の能力の定量化し、優れた神経基盤を明らかにすることは、ヒトの様々な運動スキルの向上に繋がると考え、本研究を考案した。得られた知見は予測能力に関連する生物学的指標の開発へと繋げ、その指標をもとにトレーニングの評価を行うなど、将来的に感覚運動協調スキルの獲得支援に結びつけたいと考えている。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi