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2023 年度 研究成果報告書

生活習慣改善を通じた疾病予防・健康寿命延伸に向けたヘルスリテラシーの重要性の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20K19645
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

廣岡 伸隆  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (10719743)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード生活習慣 / 生きがい / ヘルスリテラシー / 疾病予防 / 健康寿命延伸 / 健康日本21
研究成果の概要

生活習慣と生きがいや健康増進との関係に関して、ヘルスリテラシーが高い健康関連の有資格者を対象に研究を実施した。研究は、ほぼ計画通りに進み有意義な結果が得られた。コロナ禍を挟んだ研究期間において発表予定学会が中止となり、研究者からのフィードバック等の制限を一部受けた。
結果としては、国の健康日本21の目的に沿った生活習慣の改善や地域社会参加が生きがい醸成と関係があることを示すことができた。研究対象が、高いヘルスリテラシー集団である点も明らかになり、近年注目されているヘルスリテラシーが、この生活習慣改善や地域社会参加を促し、それにより生きがいや人生への高い満足度をもたらす可能性が示唆された。

自由記述の分野

疾病予防・健康増進に関わる疫学研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究結果は、国の健康増進施策である健康日本21の理論的な基盤となるエビデンスを提供した。また、2024年から始まる第3次健康日本21の介入において、ヘルスリテラシーを有効活用する意義についても考慮されるべき内容である。広く、健康増進や豊かな人生を送れる社会実装が目的である健康増進施策をエビデンスとして支え、今後の介入試験にも根拠となる研究結果であったと考える。また、将来の健康増進施策の具体的応用のためのヘルスリテラシーに関する介入試験に寄与すると考える。

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公開日: 2025-01-30  

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