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2022 年度 研究成果報告書

脈絡膜循環動態と形態を用いた新たな他覚的ストレス評価法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K19698
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関福岡国際医療福祉大学

研究代表者

橋本 勇希  福岡国際医療福祉大学, 医療学部, 准教授 (90849689)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードストレス / 交感神経 / 脈絡膜循環動態 / 脈絡膜形態 / 脈絡膜厚 / laser speckle flowgraphy / 深部強調画像光干渉断層計 / 血圧
研究成果の概要

現代の日本ではストレス社会が問題となっており、ストレスが原因で身体的・心理的な異常を来すことがある。そして、ストレスの状況下では交感神経が優位になることが知られている。本研究では交感神経が優位である日中、冬、正常月経周期の黄体期中期、寒冷刺激試験直後に全身の循環動態の上昇に伴い、脈絡膜の循環動態(血流速度)は上昇し、脈絡膜の形態(厚さ)は減少していることを明らかにした。

自由記述の分野

健康科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

交感神経が優位になると、血圧などの全身の循環動態が上昇する。それに伴い、脈絡膜の血流速度が上昇することをレーザースペックルフローグラフィ(laser speckle flowgraphy)を用いて、脈絡膜の厚さが減少することを深部強調画像光干渉断層計を用いて明らかにした。以上のことから、眼科一般検査であり非侵襲的に短時間で測定することができる両機器を用いることで、脈絡膜の変化および所見を観察し評価する新たな他覚的なストレス評価法の有用性について示唆した。

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公開日: 2024-01-30  

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