職場準備性尺度の日本語版の開発をし、信頼性・妥当性を検証した。企業の健康経営の取り組み状況に応じても、その得点の違いについて検証した。オリジナル版Workplace Readiness Questionnaireから、順翻訳、逆翻訳のプロセスを用いて作成した。一般労働者3500名を対象として、日本語版Workplace Readiness Questionnaireの内的整合性、確証的因子分析、探索的因子分析を実施した。日本語版Workplace Readiness Questionnaireは、オリジナル版と同じ5因子構造で、信頼性・妥当性が許容できる高さであることが示された。
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