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2022 年度 研究成果報告書

ベイズ推定によるデータ駆動型の配色と言葉の相互変換手法とデザイン支援への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 20K19910
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分61060:感性情報学関連
研究機関熊本県立大学

研究代表者

石橋 賢  熊本県立大学, 総合管理学部, 准教授 (70749118)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード配色 / ベイズ推定 / 言葉 / 支援 / ツール / デザイン
研究成果の概要

本研究は,色と言葉に注目した配色と単語の相互変換手法を提案する.本手法は,1配色入力による単語の自動生成(配色→単語),2複数単語入力による配色の自動生成(単語→配色),3入力配色と入力単語を掛け合わせた派生配色の自動生成(配色+単語→配色)といった3種の配色支援を実現する.提案手法は,ウェブ上の配色データをで収集した後,各単語で確率密度関数を生成し,それらから単語入力による配色の推定,配色入力による単語推定を実現する.これらを配色支援ツールに組み込むことで,配色名や検索タグの自動付与,多様な単語による配色生成(検索)が可能となり,デザインや絵画制作の質を高め,文化芸術の振興に大きく寄与する.

自由記述の分野

感性情報学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果により,配色生成の簡易化だけでなく,分かりやすい検索タグの自動付与による配色検索の効率化,配色のネーミング支援,既存配色への単語印象の追加による派生配色生成などの幅広い応用が期待できる.さらに,配色特徴の指定と複数単語の対応により,配色支援の自由度を拡張する.これにより,配色と言葉を相互利用する際の柔軟性が高まり,デザイン制作におけるポスターやスライド,アニメーション制作での配色設計,マーケティングにおけるカラーブランディング,芸術活動における表現の裾野を広げることによる文化芸術振興の促進など,多方面で研究成果が役立てられる.

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公開日: 2024-01-30  

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