研究課題/領域番号 |
20K19948
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研究機関 | 名古屋学芸大学 |
研究代表者 |
山本 努武 名古屋学芸大学, メディア造形学部, 准教授 (40410899)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | メディア芸術 / 複合現実 / 空間認知 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、①「複合現実があらわす空間的整合性の特徴を明らかにする」、②「より空間的整合性の高い提示手法を構築すること」である。 昨年度は、これらを実現するための研究実績として、実験環境となるメディア芸術作品「景観の解像度」を用い、①-2 試験項目の作成・実験資材の調達、①-3 空間情報の作成を完了した。また、本研究の内容と意義を広く普及するため、動画の作成を行いインターネット上で公開した。 (https://youtu.be/TtCxkXeobbY) 本年度は、本研究における検証を進めるためのワークショップデザインを行い、3回テストケースを行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウィルスの影響により、特にユーザーテストが遅延している。 本研究では、複数人のユーザーに対して、VRゴーグルを用いた閲覧テストを行う必要があるため、研究内容の検証を行う工程に遅れが出ている。
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今後の研究の推進方策 |
昨年度、日本心理学会大会にて研究内容と本課題の進捗状況を発表した。メディア表現分野からの発表であったため、興味を持っていただける機会に恵まれ、様々な知見や示唆を得た。特に、研究内容の検証の際に行うユーザーテストに関する指標の設定や、評価方法の構築について深めることができた。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルス感染症のため、未使用額が生じた。
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