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2023 年度 実施状況報告書

高温超伝導クランクリングを用いたアンジュレータ

研究課題

研究課題/領域番号 20K20109
研究機関大阪工業大学

研究代表者

金城 良太  大阪工業大学, 工学部, 准教授 (50790862)

研究期間 (年度) 2021-11-01 – 2025-03-31
キーワード高温超伝導 / 超伝導シミュレーション / 低温 / アンジュレータ
研究実績の概要

バルクの高温超伝導体(Bulk HTS)及びそれをリング形状に加工したRing HTSを用いた超強力・均一・長期間安定な正弦関数的磁場生成とその制御の実証のため、実験及びシミュレーションの両面から研究を進めている。2023年度は、2022年度に引き続き有限要素法ソフトウェアを用いた計算をさらに進めた。前年度に明らかにした周期磁場振幅が増強されるRing HTSの形状・配置に加えて、周期磁場はそれほど増強されないが、電子ビームに影響を及ぼす軸方向磁場の発生を抑えることが可能なRing HTSの形状・配置を明らかにした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

バルクの高温超伝導体(Bulk HTS)及びそれをリング形状に加工したRing HTSを用いた超強力・均一・長期間安定な正弦関数的磁場生成とその制御の実証のために必要な、Ring HTSの電流誘起シミュレーションが可能となったが、周期磁場振幅と軸方向磁場抑制の最適化に計算時間を要している。

今後の研究の推進方策

上記で述べた周期磁場振幅と軸方向磁場抑制の最適化に向けて、多数のBulk HTS及びRing HTSがある系の計算の効率化手法の検討と、機械学習的手法を取り入れた最適化を検討している。

次年度使用額が生じた理由

バルクの高温超伝導体(Bulk HTS)及びそれをリング形状に加工したRing HTSを用いた超強力・均一・長期間安定な正弦関数的磁場生成とその制御の実証のため、シミュレーション及び実験の両面から研究を進めているが、次の段階に進むためのシミュレーションが完全には終了していないため、次年度使用額が生じた。早急にシミュレーションを終わらせ実証段階に入る予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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