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2020 年度 研究成果報告書

トランスとシス-トランス型脂肪酸の人体・食品中濃度、生成機構並びに健康影響の究明

研究課題

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研究課題/領域番号 20K20396
補助金の研究課題番号 18H05391 (2018-2019)
研究種目

挑戦的研究(開拓)

配分区分基金 (2020)
補助金 (2018-2019)
審査区分 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
研究機関摂南大学

研究代表者

太田 壮一  摂南大学, 薬学部, 教授 (10213729)

研究分担者 杠 智博  摂南大学, 薬学部, 助教 (10783011)
中尾 晃幸  摂南大学, 薬学部, 准教授 (20288971)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2021-03-31
キーワードトランス型脂肪酸 / シス・トランス混合型脂肪酸 / 高精度定量 / GC/MS
研究成果の概要

本研究成果の概要としては、1)研究代表者らが合成したリノール酸(n-6)系及びα-リノレン酸(n-3)系のトランス型及びシス・トランス型混合型脂肪酸を標準品として、連結型銀イオンカラムを用いてリサイクルバルブ法による新規HPLC精製法を導入した、高精度GC/MS脂肪酸分析法の確立を達成したこと、また、その分析法を駆使して、2) 種々の食品・食事試料のほか、人体試料(血清、母乳)中のトランス型及びシス・トランス型混合型脂肪酸を高精度定量することにより、上記脂肪酸のヒトに対する「真」の健康影響評価に資する基礎的知見が提供できたことである。

自由記述の分野

食品衛生学、疾病予防学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義等や社会的意義は、我が国並びに諸外国の既存データ値の根拠に大きな一石を投ずる結果となりうること、またトランス体を含めたシス-トランス型必須脂肪酸が有する健康影響評価に資する有益な知見を提供することが可能となる。加えて、近年、増加傾向にある幼少期の肥満や生活習慣病の予防策、並びに未解明な種々の疾病の誘発因子の解明のための基礎的知見を提供することが可能であり、その社会的波及効果は極めて大きい。

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公開日: 2022-01-27  

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