①教員セカンドキャリアを,「教諭のキャリア移行」の視点から理論化した。国際動向との比較検討を行った上で,教諭から学校管理職・再任用教員・外部人材等への移行を説明する理論モデルを構築した。②教諭のキャリア移行の実態を,教員ウェルビーイングに着目した上で,大規模データに基づき記述した。教諭と教頭の比較,再任用年教員と各年齢層教員との比較を実施し,移行先である教頭や再任用教員のウェルビーイングの高さを確認した。③教諭から外部人材への移行を促進する履修証明プログラムを開発し運用した。65歳定年への変更を踏まえて,63-65歳の教員を対象とする方向に切り替える必要性が確認された。
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