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2022 年度 研究成果報告書

拡張したランダムペプチド集団から効率的に薬物リードを取得する方法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K21492
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分47:薬学およびその関連分野
研究機関早稲田大学

研究代表者

小出 隆規  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70322253)

研究分担者 増田 亮  早稲田大学, 理工学術院, 次席研究員(研究院講師) (90632159)
研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2023-03-31
キーワードペプチド / スクリーニング / モノクローナル抗体 / ライブラリ
研究成果の概要

我々はL体D体アミノ酸が混在したコンビナトリアルランダムペプチドライブラリ(OB2^nPライブラリ)から、高い生体内安定性が期待できる医薬品リード化合物の候補を探す手法を考案した。本法ではモノクローナル抗体を標的とした成功例を見たものの、これを一般化するには検出感度が足りていない。そこで、種々のシグナル増幅手法との組み合わせを検討した。求める要件までは達しなかったものの、検出感度は向上し、さらなる高感度化を妨げる原因を明らかにして改善のための示唆を得た。

自由記述の分野

タンパク質・ペプチド科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

天然のペプチドの大部分はL体のホモキラルである。またその鏡像体であるD体ホモキラルなペプチドの取得についてはmirror image screeningが報告され応用されている。本研究は、上記既存の方法では探索することが不可能な、DL-アミノ酸が混在するヘテロキラルなペプチド集団から医薬品のリードを探索することを企図したものであり、実験の規模を維持したまま探索できるケミカルスペースを大規模に拡大できる戦略である。本研究の遂行により、検出感度向上における技術的問題点が明らかになり、社会実装に向けて、今後改善すべき点とその方策に重要な示唆を得た。

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公開日: 2024-01-30  

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