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2021 年度 研究成果報告書

骨髄酸素分圧の可視化と操作による造血幹細胞動態の時空間的理解

研究課題

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研究課題/領域番号 20K21621
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分54:生体情報内科学およびその関連分野
研究機関国立研究開発法人国立国際医療研究センター

研究代表者

田久保 圭誉  国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 研究所, 生体恒常性プロジェクト長 (50502788)

研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2022-03-31
キーワード造血幹細胞 / 幹細胞ニッチ / 骨髄 / イメージング / メタボロミクス
研究成果の概要

骨髄環境の酸素分圧が造血幹細胞維持や血液細胞産生を制御することが知られている。本研究では多光子レーザー顕微鏡と生体染色、遺伝学的レポーターを利用して、生体骨髄内でランドマーク付きのin vivoイメージングを可能にした。とりわけ、骨髄内の酸素分圧の分布とその変化を解析可能にした。また、骨髄の酸素分圧を局所操作する技術であるTCA法を利活用して、組織内の造血幹細胞動態や酸素分圧分布に生じる変化の有無を検証した。

自由記述の分野

幹細胞生物学、血液学

研究成果の学術的意義や社会的意義

In vivoイメージング技術は、生体臓器内の細胞の“生きざま”を直接観察する手法であり、各細胞の時空間動態や、細胞間相互作用を明らかにできる。本研究でin vivoイメージング技術をすべての血液細胞を生み出す造血幹細胞とその近傍のニッチの研究分野に導入し、酸素分圧との同時イメージングが可能となった。今後は骨髄内の細胞社会で生じる各種のイベントや、疾患・病態における変容を高い時空間解像度で検出可能になることが期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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