研究成果の概要 |
これまでの研究により、マイクロ電流刺激(MCS)が、体内時計の本体である時計遺伝子の発現を増加させ、崩れた睡眠覚醒の行動リズムを正常に整えること が出来るシステムを構築している。これら成果は、海外誌への掲載(BBRC,2019)また、特許出願(特願2019-028425)、九大発ベンチャー起業の支援に至っている。申請者は新たにマイクロ電流刺激が、腫瘍の増殖に関連する、腫瘍関連マクロファージ(TAM)の動態に影響をおよぼすことをを明らかにした。またPD1の発現リズム制御機構を明らかにした(Matsunaga N et al.,Molecular Cancer Research 2022)。
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