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2021 年度 研究成果報告書

数学教育における確率的モデル化能力の育成に関する基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K22188
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関岡山大学

研究代表者

石橋 一昴  岡山大学, 教育学域, 助教 (70881267)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2022-03-31
キーワード確率的モデル化能力 / モデル化 / 確率の意味 / 条件付き確率 / 同様に確からしい / 根元事象 / 文章題 / 社会批判的モデリング
研究成果の概要

本研究の目的は,現実事象の問題を確率を活用して考察する能力(確率的モデル化能力)の発達過程を明らかにすることである。結果として,まずはモデル化の視点から,確率学習の困難性を新たに特徴づけることができた。次に,その困難性を乗り越えることを目指した教授実験を行った。そして授業の有効性を検証した。また,確率的モデル化能力を構成する様々な概念の形成過程を理論的に構築し,それに基づいて現在の確率教育の改善案を示した。

自由記述の分野

教科教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

複雑化する現代社会において,不確実性を正しく評価し意思決定を行うために,現実事象の問題を確率を活用して考察する能力 (確率的モデル化能力) の育成が重要視され始めている。しかし,現在の確率教育は確率的モデル化能力を育むことができていないと批判されている。このような現状に対して,本研究は,国内外の確率教育が確率的モデル化能力の育成を目指したものへと改善されるための基礎的研究の一つとして位置付く。本研究を基礎として,社会で生きて働く力を育むための確率教育の実現が期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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