本研究では、目標の具体性と現実性を高めることで精神的健康が高まる可能性を示し、目標の具体性および現実性を機械的に判定する分類器を開発し、高い精度での評価が可能であることを示した。また、この分類器をセルフケアツールに組み込むことで、設定された目標の具体性と現実性を機械的に評価した結果をフィードバックできるWebツールを開発した。その他、解決志向アプローチについて、より遠い未来の解決像を明確化する技法が、時間を大切にしようとする姿勢を高めることを確認した。以上の研究から、、解決志向アプローチの技法についてより詳細な検討を行い、高い精度の目標の分類器を組み込んだWebツールを開発した。
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