本研究では、プロセス・構造・物性の各要素間の関係性の分析、独自の大規模データセットの作成を行った。本研究におけるプロセス情報の収集は、論文PDFからのテキスト抽出により実施した。構造情報と物性値との関係性分析は、X線回折パターンを入力、結晶系、体積、密度、体積弾性率を学習対象とする機械学習モデルを構築し、X線回折パターンと学習対象との関係性を明らかにした。本研究期間で作成した独自の大規模データセットは、Figshare上に公開した。また本研究内容は、国内外の学会や論文誌への投稿など、様々な形で外部に報告した。
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