研究課題/領域番号 |
20K22675
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0704:神経科学、ブレインサイエンスおよびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
高橋 利英 筑波大学, 附属病院, 病院講師 (50881562)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2022-03-31
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キーワード | 頭部外傷 / 再生医療 / E-Cadherin / N-Cadherin |
研究成果の概要 |
Embryonic Stem Cell(ES細胞)はE-Cadherinを介して移植細胞の成熟度を調節し、移植細胞の生着・増殖を促す可能性が指摘されている。逆にN-Cadherinは神経細胞の移動・遊走と成熟に重要な役割を果たし、これにより移植細胞の生着後に神経細胞の増殖を促すことができる可能性もある。まずは、間葉系細胞である歯髄幹細胞でE-Cadherin抗体およびN-Cadherin抗体を利用した細胞成熟コントロールの可能性を検証した。 E-Cadherin群は低酸素状態では細胞への障害が少ない可能性が示唆された。N-Cadherin群は細胞の成熟促進効果の可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
頭部外傷
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の神経分化誘導方法では幹細胞の分化、増殖が進み、長期に未成熟状態を維持することが困難であるが、E-cadherinを介した幹細胞は未成熟を維持し増殖能も有することが報告されている。逆にN-Cadherinは神経細胞の移動・遊走と成熟に重要な役割を果たすことが報告されている。本研究において、ヒト歯髄幹細胞の培養においてもE-CadherinとN-Cadherinのこのような役割が示された。 この結果は、細胞培養を行う今後の研究においても応用できるものであり意義があると考えられる。
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