胎児発育遅延は生後の生活習慣病の発症リスクを上げる因子である。早産及び胎児発育遅延(SGA)それぞれの有無4群からなるの新生児より樹立した臍帯由来間葉系幹細胞のトランスクリプトーム解析を行った。早産SGAにおいてmuscle structure development、heart development、renal system development、Vascular Diseases、Weight Gain、Muscle damageなどの病態に関与する遺伝子の発現亢進が確認され、UCMSCs解析が疾病発症の有力なモデルとなる可能性が示された。
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