研究課題/領域番号 |
20K22958
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0905:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
杉田 光士郎 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任助教 (50781514)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2022-03-31
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キーワード | 限局性腸穿孔 / FIP / 新生児消化管穿孔 / 動物モデル |
研究成果の概要 |
Diving reflexを引き起こすメカニズムは本研究で行った感染、低酸素の2つの刺激であるという仮説を基に、母体と出生後という2段階ストレス刺激による動物モデル作成を検証した。妊娠ラットに行うことでdiving reflexとFIPモデルを再現することを目的としていたが、結論的にFIPを発症する結果は得られていない。ヒトのストレスホルモンは副腎で賛成される内因性ステロイドであるが、出生前の胎児ストレスホルモンはより血管収縮作用の強いバソプレッシンと言われている。今後もFIPモデルを作成するためdiving reflexの再現を目指すため妊娠中ストレスを模索していく必要がある。
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自由記述の分野 |
小児外科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
FIPは超低出生体重児に発症するが、希少疾患であるため臨床情報からだけではエビデンスが得られにくい。2年間の本研究期間中に低酸素刺激とLPS刺激だけではFIPモデルを作成することはできなかった。作成を試みた結果、NECとの病態的な違いにより一層着目していく必要を認識した。FIPはNECと異なり典型的には回盲部領域に発生する、回盲部領域の血流を評価することや血流が低下する原因として胎児ストレスホルモンの関連性などを明らかにしていく着想に至り、今後の研究課題を得られたという意味では有意義であったと思われた 。
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