研究課題/領域番号 |
20K22985
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0906:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
藤本 啓一 順天堂大学, 医学部, 非常勤助手 (10876684)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2023-03-31
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キーワード | 角膜移植 / 骨髄由来免疫抑制細胞 / 制御性T細胞 / 免疫寛容 / 血管新生 / リンパ管新生 |
研究成果の概要 |
本研究は、体外培養した骨髄由来免疫抑制細胞(BM-MDSC)の免疫抑制効果を高リスク角膜移植マウスモデルで検証し、ヒト角膜移植における新規免疫寛容療法開発の基盤研究を実施した。BM-MDSCの混合リンパ球反応への付加により炎症性サイトカインの減少、抑制性サイトカインの増加、T細胞増殖の抑制、制御性T細胞の誘導を認めた。結膜下注射によるBM-MDSCの角膜移植片へ移行ならびに生存率の延長、血管新生ならびにリンパ管新生の抑制を認めた。BM-MDSCはiNOS経路を介して、T細胞増殖の抑制、制御性T細胞の誘導、血管・リンパ管新生の抑制によりマウス角膜移植の拒絶反応を抑制を明らかにした。
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自由記述の分野 |
角膜移植免疫
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、体外培養した骨髄由来免疫抑制細胞(BM-MDSC)の免疫抑制効果を高リスク角膜移植マウスモデルで検証し、ヒト角膜移植における新規免疫寛容療法開発の基盤研究を実施した。BM-MDSCの混合リンパ球反応への付加により炎症性サイトカインの減少、抑制性サイトカインの増加、T細胞増殖の抑制、制御性T細胞の誘導を認めた。結膜下注射によるBM-MDSCの角膜移植片へ移行ならびに生存率の延長、血管新生ならびにリンパ管新生の抑制を認めた。BM-MDSCはiNOS経路を介して、T細胞増殖の抑制、制御性T細胞の誘導、血管・リンパ管新生の抑制によりマウス角膜移植の拒絶反応を抑制を明らかにした。
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