半月板変性断裂に対し半月板修復術と滑膜採取を行い、2週後に関節液を採取した。対象は7例(男性6名、女性1名)で年齢48±9歳である。関節液の抗体アレイを行った。関節液を2週間培養後、コロニー形成数をカウントした。各蛋白濃度とコロニー数との相関関係を解析し、r=0.70以上の相関を示し、かつp=0.05未満となる蛋白として、calcitonin gene-related peptide (CGRP)とhepatocyte growth factor (HGF) が同定された。Migration assayで、CGRPとHGFは用量依存性、相加性に遊走細胞数を増加させた。
|