研究課題/領域番号 |
21241005
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
中屋 晴恵 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70183944)
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研究分担者 |
三田村 宗樹 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00183632)
奥平 敬元 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (20295679)
篠田 圭司 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (40221296)
西川 禎一 大阪市立大学, 大学院・生活科学研究科, 教授 (60183539)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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キーワード | ヒ素汚染地下水 / 緑泥石 / 化学的風化作用 / 涵養年代 / μ-XRF / XAS |
研究概要 |
アジア諸国で拡大しつつあるヒ素汚染地下水の形成機構を研究した。バングラデシュの調査では,ヒ素を含む緑泥石が完新世の帯水層上部で化学的風化作用により溶解してヒ素を地下水中に溶出させていることを明らかにした。パキスタンやベトナムの調査でも整合的な結果が得られた。ヒ素を含む酸水酸化鉄が還元により分解されるとした定説を翻し,この観察事実はヒ素汚染地下水形成の最初期の過程として一般化できる。
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