研究課題/領域番号 |
21242019
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
安藤 正人 学習院大学, 文学部, 教授 (90113422)
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研究分担者 |
武内 房司 学習院大学, 文学部, 教授 (30179618)
加藤 聖文 国文学研究資料館, 大学共同利用機関等の部局等, 助教 (70353414)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 植民地 / 占領地 / 第2次世界大戦 / 原爆 / アーカイブズ / 記録 / 資料 / アーカイブズ学 |
研究概要 |
(1)「戦争の記憶と記録」チームは、2012年9月にストックホルムのスウェーデン国立アーカイブズ、12月にベルンのスイス連邦アーカイブズ、を訪問し、第2次世界大戦期において中立国スウェーデン、スイスが交戦国利益代表国として行った外交活動の記録を中心に調査を実施した。また東南アジアでは、2012年12月にハノイのベトナム国家記録アーカイブズ管理局第1アーカイブズセンター、第3アーカイブズセンターを訪問し調査を行った。 (2)「支配の記憶と記録」チームは、仙台市立博物館所蔵松川敏胤文書など朝鮮関係の個人文書の調査・収集を行い、あわせて京城師範学校附属単級小学校同窓生からの口述記録収集を行った。また、国外では米国イェール大学バイネキー図書館において旧植民地関係資料の概要調査と撮影、同コロンビア大学図書館では国民党関係者を中心とする近代中国関係資料の収集を行った。 (3)「核時代の記憶と記録」チームは、米国科学アカデミー所蔵ABCC資料デジタル化事業の第3年度を実施し、総計14万余画像の収集を完了した。また2012年7月に米国サンディエゴで開催されたアメリカアーキビスト協会年次大会に参加し、原爆放射線被害デジタルアーカイブズ構築のための国際コンソーシアムについて構想を発表するとともに、テキサス医療センター、米国科学アカデミー等、関係機関の研究者と協議を行った。国内では、2012年6月に広島と長崎において原爆関係資料の調査ならびに保存に関する研究者との協議を行った。 (4)2013年1月20日に、最終年度の総括全体会議を学習院大学で開催した。「戦争の記憶と記録」チーム、「支配の記憶と記録」チーム、「核時代の記憶と記録」チームから研究成果が報告され、成果の発表に向けて引き続き検討することになった。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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