研究課題/領域番号 |
21247009
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 総合研究大学院大学 |
研究代表者 |
蟻川 謙太郎 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 教授 (20167232)
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連携研究者 |
木下 充代 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 助教 (80381664)
松下 敦子 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 助教 (50450416)
粟田 ひろ子 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 上級研究員 (20432073)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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キーワード | 神経行動学 / 昆虫 / 視覚系 / 分光感度 / 行動 / 複眼 / 色覚 / 視細胞 |
研究概要 |
色覚の基盤にある神経機構について、チョウ類の色覚系を対象にして実験的研究を行った。 種をこえた比較研究から、(1)視細胞分光感度には往々にして顕著な性差があること、(2) 個眼の階層構造の程度は多様であることが分った。アゲハ類での解析からは、(3)蜜源に着地 する際にはターゲットと背景のつくるエッジが重要で、そのエッジは明度コントラストで知覚し ていること、(4)単一個眼に由来する視細胞同士が視葉板で抑制的に結合しているらしいこと が分った。
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