研究課題
基盤研究(B)
カニクイザルMHCクラスIおよびII遺伝子における多型解析法の開発ならびに200個体を用いたジェノタイピングから、新規アリルを同定し、MHCハプロタイプを推定した。また次世代シークエンサーを用いたMHCタイピング法を開発し、1, 222頭のカニクイザルを用いて比較的頻度の高いMHCアリルを有するMHCホモ接合体ならびにMHCヘテロ接合体を検索した結果、5頭のMHCホモ接合体ならびに43頭のMHCヘテロ接合体を特定した。さらに上記以外のMHCホモ接合体を検索した結果、計23頭のMHCホモ接合体を特定した。したがって本研究課題では、MHC多型の特徴付けとともにその選抜個体を生物医学研究に提供しうる環境基盤を構築した。
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