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2009 年度 実績報告書

理系基礎教育のための総合的研修システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 21300284
研究機関北海道大学

研究代表者

細川 敏幸  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (00157025)

研究分担者 西森 敏之  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (50004487)
安藤 厚  北海道大学, 文学部, 教授 (20012510)
宇田川 拓雄  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30142764)
キーワードFD研修 / TA研修 / 職務綱領 / 基礎理科教育
研究概要

1専門職としての教員の職務綱領の研究
一般に専門職が成り立つ条件は,1)体系的な理論を持っていること,2)権威を持っていること,3)社会的に認められた特権を持っていること,4)倫理綱領を持っていること,5)文化を持っていることの5つだと言われている(A.グリーンウッド)。今年度の研究では,企業倫理研究の第一人者である新田(北大)が中心になって,専門職として大学教員が満たすべき条件を明らかにし,職務綱領として構造化した。
2新任教員のためのワークショップ型研修の再設計と試行
大学の教員を養成するための教員研修には以下の3項目の内容が含まれていなければならない。
1)教員の義務および特権にかかわる行動規範及び倫理綱領を含む職業規範
2)教育目標分類学,一般的な学習方略,評価の理論などの基礎的・体系的な教育理論
3)担当分野に即した新しい学習方略および教育技術
今年度の研究では,教員に採用される際に身に着けることができるよう新任教員研修のプログラムに1)2)を組み込んだ。また,新しい教育技術(e-ラーニング,クリッカー)を導入し実施した。次世代の新任教員研修プログラムを作る検討を行った。
3世界の大学におけるティーチング研修の基礎的研究
北米の様々なタイプの大学におけるリサーチ・ティーチングバランスを調査し,この地区の大学においてリサーチもティーチングも高い水準に維持されている仕組みを調査した。さらに,最近すさまじい速さで教育改革を進めている韓国,中国,インドネシア,シンガポールなどのアジア諸国の大学を調査した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 北海道大学におけるTAを評価したアンケート調査の分析2010

    • 著者名/発表者名
      山田邦雅, 細川敏幸, 西森敏之, 安藤厚
    • 雑誌名

      高等教育ジャーナル~高等教育と生涯学習~ 17

      ページ: 37-44

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 北海道大学専門科目担当TAに関するアンケート調査の分析2010

    • 著者名/発表者名
      山田邦雅, 細川敏幸, 西森敏之, 安藤厚
    • 雑誌名

      高等教育ジャーナル~高等教育と生涯学習~ 17

      ページ: 45-62

    • 査読あり
  • [学会発表] 大学教授職の変容2009

    • 著者名/発表者名
      宇田川拓雄
    • 学会等名
      日本教育社会学会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2009-09-21
  • [学会発表] UCバークレー校の大学教員養成プログラム2009

    • 著者名/発表者名
      宝田川拓雄
    • 学会等名
      大学教育学会
    • 発表場所
      立教大学
    • 年月日
      2009-04-27
  • [備考] 国際シンポジウム(2009年7月)について

    • URL

      http://educate.academic.hokudai.ac.jp/center/kokusai_sinpo.html

  • [備考] 国際PFFワークショップ(2010年3月)について

    • URL

      http://educate.academic.hokudai.ac.jp/center/inform/FutureWorkshop.pdf

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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