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2010 年度 実績報告書

大学教員を目指す理系大学院生に対するティーチング教育の研究

研究課題

研究課題/領域番号 21300285
研究機関北海道大学

研究代表者

西森 敏之  北海道大学, 高等教育推進機構, 特任教授 (50004487)

研究分担者 細川 敏幸  北海道大学, 高等教育推進機構, 教授 (00157025)
安藤 厚  北海道大学, 名誉教授 (20012510)
宇田川 拓雄  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30142764)
キーワードTA研修 / PFF / ティーチング教育 / GSI
研究概要

(1)外国の大学への訪問調査
2010年7月に2名で台湾の3大学を訪問し,台湾の大学におけるFDの事情を調査した。台湾では6つの地域に分けて各地域にFDのセンターをおいている。またグループでアメリカの大学へ毎年調査に行っている。訪問した大学の一つである東呉大学は台北の1ブロックのセンターであり,教学センターはアメリカの方式を採用し豊富な人員を配置していた。
2010年8月に6名でスタンフォード大学とカリフォルニア州立大学を訪問しFDについて調査した。ひきつづき,カリフォルニア大学(UC)バークリー校を訪問し,GSI(大学院生講師)研修を受講するという形で視察した。この研修は,大学院生であるGSIコンサルタントが研修を行う側に参加して活躍していた。
2010年9月にカナダのダルハウジー大学でのFDに関するシンホジウムに参加した。ひきつづき,アメリカのインディアナ大学を訪問しFDやIRについて調査した。さらに,2010年12月に4名で香港大学を訪問しFDについて調査した。
(2)日本型PFFのためのいくつかの要素の試行
2010年4月にTA研修会を行い,2010年6月と11月に着任してから5年以内の教員に対する教育ワークショップを行った。また,2010年10月には中堅教員に対するマネジメント能力開発のためのワークショップを行った。2010年7月にはUCバークリーから2名の専門家を招いて,アメリカ型のPFFと英語によるライティング研修を北大の大学院生に対して行った。2010年10月にUCバークリーのGSIコンサルタントを招いて物理学科のGSI研修を支援した。また,2010年度後期に授業としてPFFを実践した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 大学教区の「国産化」と「国際化」:にほん,タイ,台湾2011

    • 著者名/発表者名
      宇田川拓雄
    • 雑誌名

      高等教育ジャーナル-高等教育と生涯学習-

      巻: 18 ページ: 97-101

  • [雑誌論文] 大学教区め「国産化」と「国際化」;にほん,タイ,台湾2011

    • 著者名/発表者名
      宇田川拓雄
    • 雑誌名

      北海道教育大学紀要(人文科学・社会科学編)

      巻: 23,313 ページ: 49-59

  • [雑誌論文] TA Training and PFF Program at Hokkaido University2011

    • 著者名/発表者名
      Toshiyuki Hosokawa
    • 雑誌名

      高等教育ジャーナル-高等教育と生涯学習-

      巻: 18 ページ: 39-42

  • [図書] 「次世代FDの研究」報告書2011

    • 著者名/発表者名
      細川敏幸, 西森敏之, 安藤厚, 他編
    • 総ページ数
      178
    • 出版者
      北海道大学高等教育推進機構・教育改革室

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公開日: 2013-06-26  

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